ベトナムの鍋文化とは?暑い国なのに鍋屋だらけな理由と人気の鍋の種類

ベトナム料理というと、フォーやバインミー、生春巻きを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、実際にベトナムへ行くと驚くのが「鍋屋の多さ」です。

特に夜になると、街中のあちこちで大きな鍋を囲みながらビールを飲む人たちの姿を見かけます。ダナンの海沿い、ホーチミンのローカル通り、ハノイの路地裏など、都市が変わっても鍋文化の強さは共通しています。

そして多くの日本人旅行者が思うのがこれです。

「いや、暑い国なのに、なんでこんなに鍋を食べるの?」

実際、ダナンの昼間は30度を超えることも珍しくありません。それでもベトナム人は夜になると鍋を囲みます。

しかもそれは「冬だけの料理」ではなく、ほぼ一年中です。

この記事では、ベトナムでなぜ鍋文化がここまで浸透しているのか、どんな種類の鍋が人気なのか、そしてダナン旅行で知っておくと面白い「ベトナムの鍋文化」を深掘りしていきます。

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目次

ベトナムの鍋は「寒いから食べる料理」ではない

夜になると賑わうベトナムの鍋店

日本だと鍋は「冬の料理」というイメージが強いと思います。

寒い日に家族で囲むもの、という印象がある人も多いはずです。

しかし、ベトナムの鍋は少し感覚が違います。

ベトナムで鍋は、「みんなで集まって長時間楽しむ料理」です。

つまり、気温よりも「コミュニケーション」の意味合いが強いのです。

実際のローカル鍋店へ行くと、

  • 会社の同僚グループ
  • 大学生グループ
  • 家族連れ
  • カップル
  • サッカー観戦中の若者

など、本当にさまざまな人たちが鍋を囲んでいます。

そして特徴的なのが、みんなかなり長時間いることです。

鍋は具材を追加しながら食べ続けられるので、ビールとの相性が非常によく、自然と「長居できる食事」になります。

つまりベトナムの鍋は、日本でいう「居酒屋+食事」の中間のような存在でもあるのです。

暑い国なのに熱い鍋を食べる理由

実は「暑い国なのに熱い料理を食べる」というのは、東南アジアではそこまで珍しいことではありません。

タイでも辛いスープ文化がありますし、中国南部では火鍋文化が非常に強く、マレーシアでも熱い薬膳スープ料理が人気です。

ベトナムも同じで、汗をかきながら熱い料理を食べること自体が日常になっています。

また、ベトナムの夜は意外と過ごしやすい日も多く、特に海沿いのダナンでは夜風が入る屋外席で鍋を楽しむ文化がかなり定着しています。

さらにベトナムの鍋は、日本のこってり系鍋と違い、

  • ハーブ
  • 大量の野菜
  • 酸味
  • レモングラス
  • ライム

などを使うことが多く、見た目より重くないのも特徴です。

実際に食べると、「暑いのに意外と食べやすい」と感じる人も多いと思います。

ベトナムで人気の鍋の種類

海鮮鍋(Lẩu Hải Sản)

ダナンで特に人気の海鮮鍋

ダナンで最も定番なのが海鮮鍋です。

エビ、イカ、魚、貝などを豪快に入れ、そこに野菜や麺を追加していきます。

海鮮都市であるダナンでは特に人気が高く、「海鮮=焼く」だけではなく、「海鮮を鍋で食べる」という文化もかなり強いです。

スープも店ごとに個性があり、

  • 酸味系
  • トマト系
  • 辛味系
  • 甘辛系

などかなり違いがあります。

ダナン旅行中に一度は体験しておきたい鍋です。

タイ鍋(Lẩu Thái)

酸味と辛味が特徴のタイ鍋

ベトナム人に非常に人気なのがタイ鍋です。

レモングラスや唐辛子を使った酸っぱ辛いスープが特徴で、日本人旅行者にもかなり相性がいいタイプの鍋です。

「ベトナム料理に少し飽きてきた」

そんな時でも食べやすく、クセが少ないため、旅行中の鍋デビューにも向いています。

牛鍋(Lẩu Bò)

ローカル感が強い牛鍋

牛鍋はローカル色がかなり強い鍋です。

牛肉だけでなく、

  • 牛すじ
  • 内臓
  • 豆腐
  • 空芯菜

などを一緒に煮込むことが多く、お酒との相性がかなり強いです。

日本のしゃぶしゃぶとはかなり違う、東南アジアらしい鍋という印象があります。

きのこ鍋(Lẩu Nấm)

女性人気も高いきのこ鍋

最近増えているのが、きのこ鍋です。

特に韓国系カフェ文化や健康志向の流れもあり、ダナンでもおしゃれ系の鍋店が増えています。

見た目もきれいで、女子旅との相性もかなり良い鍋です。

鶏ハーブ鍋(Lẩu Gà Lá É)

中部エリアで人気の鶏ハーブ鍋

旅行者にはまだそこまで知られていませんが、中部ベトナムで人気なのがこの鶏ハーブ鍋です。

独特のハーブを使い、胡椒感のあるスープに鶏肉を合わせます。

かなり「現地感」が強く、ローカル好きには特におすすめです。

実はかなり重要な「つけダレ文化」

ベトナムの鍋で面白いのが、つけダレ文化です。

日本だと「ポン酢」「ごまだれ」あたりを想像する人が多いですが、ベトナムではかなり自由です。

  • ライム+塩+唐辛子
  • 海鮮塩
  • 発酵系ダレ
  • 青唐辛子入りダレ

など、かなり個性的な味が多く、これが鍋の印象を大きく変えます。

特に海鮮鍋では、ライムと塩だけでも驚くほど相性が良く、「素材をシンプルに食べる文化」が強いことを感じます。

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ベトナムでは鍋文化がどんどん進化している

最近のベトナムでは、鍋文化そのものがかなり進化しています。

昔ながらのローカル鍋店だけでなく、

  • 韓国系火鍋
  • 一人鍋
  • 映える火鍋店
  • 高級海鮮鍋
  • 巨大チェーン火鍋

なども急増しています。

特に若い世代は「鍋=SNS映えする外食」として楽しんでいる部分もあり、日本でいうカフェ感覚に近い使われ方をしていることもあります。

つまりベトナムの鍋文化は、単なるローカル料理ではなく、今も進化を続けている「夜の外食文化」なのです。

ダナン旅行で鍋はかなりおすすめ

ダナン旅行というと海鮮料理やフォーのイメージが強いかもしれません。

しかし実際に現地へ行くと、鍋文化の強さに驚く人はかなり多いと思います。

特に、

  • グループ旅行
  • 家族旅行
  • 雨の日
  • 深夜ご飯
  • ビールを飲みたい夜

などにはかなり相性が良いです。

そして何より、「現地の人たちが本当に日常で楽しんでいる料理」を体験できるのが鍋文化の面白さでもあります。

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この記事を書いた人

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