バーナーヒルズはちょっと可笑しく少し変なのに、なぜ忘れられないのか

初めてバーナーヒルズの写真を見た時、正直少し意味が分かりませんでした。

巨大な手。

フランス村。

ケーブルカー。

遊園地。

寺院。

そして、なぜかビール祭り。

情報量が多すぎます。

しかも全部同じ場所にあります。

テーマパークなのか。

観光地なのか。

リゾートなのか。

最後までよく分からないまま訪れたのですが、帰国してから写真を見返した時にふと思いました。

「あれ、意外とまた行きたいかもしれない」

帰りのケーブルカーの中では、まあ1回来ればいいかなと思っていたのですが・・。

時間差で訪れる謎の感情はいったい何なのか。

ダナンにはミーケビーチがあります。

ホイアンもあります。

ドラゴンブリッジもあります。

どれも素晴らしい観光地です。

でも、なぜかバーナーヒルズだけは少し違います。

綺麗だったという記憶よりも、

「あれは一体何だったんだろう」

という記憶が残るのです。

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目次

普通の観光地はテーマが1つ。バーナーヒルズは全部盛り

普通の観光地にはテーマがあります。

京都なら歴史。

北海道なら自然。

USJならテーマパーク。

説明しやすいです。

ところがバーナーヒルズは説明が難しい。

なぜなら全部あるからです。

しかも山の上に。

改めて考えると少し面白いです。

巨大なケーブルカーで山を登る。

すると突然フランス風の街並みが現れる。

少し歩くと巨大な手が橋を支えている。

さらに進むと遊園地。

寺院もある。

レストランも大量にある。

時期によってはビール祭りまで開催されている。

冷静に整理するとかなり自由です。

普通なら誰かが会議で止めそうなものです。

「ちょっと盛り込みすぎでは?」

という声が出てもおかしくありません。

しかしバーナーヒルズは止まりません。

むしろ、

「もっと入れよう」

という方向に進んだように見えます。

そして不思議なことに、それが成立しています。

むしろ中途半端に整理されていないからこそ面白い。

観光地というより、巨大な発想実験を見ている気分になります。

フランスでもない、ベトナムでもない、不思議な世界

バーナーヒルズで最も印象的なのはフランス村かもしれません。

石畳。

教会。

ヨーロッパ風の建物。

広場。

噴水。

写真だけ見ると、本当にヨーロッパのどこかに見えます。

しかし実際には違います。

ここはベトナム中部。

しかも標高1,400m近い山の上です。

位置情報だけ聞くと余計に意味が分かりません。

でも実際に歩いてみると、なぜか楽しいのです。

本物ではありません。

だからといって偽物とも言い切れません。

テーマパークと言えばテーマパークです。

でも遊園地とも少し違います。

観光地と言えば観光地です。

でも普通の観光地とも違います。

何とも分類しづらい。

だからこそ記憶に残るのかもしれません。

旅行先には「期待通りの景色」があります。

一方で、

「想像よりよく分からなかった景色」

もあります。

バーナーヒルズは後者です。

そして意外と、その方が長く記憶に残ったりします。

巨大な手の橋は、冷静になるとかなり面白い

バーナーヒルズと言えばゴールデンブリッジです。

巨大な石の手が橋を支えている、あの有名な場所です。

今ではダナンどころかベトナムを代表する観光スポットになっています。

初めて写真を見た時、私はCGかと思いました。

しかし実在します。

しかもベトナム中部の山の上です。

説明を省略すると、だいたい意味が分かりません。

でも現地で見ると確かに圧倒されます。

特に霧が出ている日は幻想的です。

巨大な手が雲の中から現れたようにも見えます。

ただ、その景色を見ながらも頭の片隅では考えてしまいます。

「なぜ手なんだろう」

と。

そして、その答えは最後まで分からないまま帰国します。

でも不思議と満足しています。

これもバーナーヒルズらしさなのかもしれません。

山の上だからこそ生まれる魔法

バーナーヒルズの魅力は建物だけではありません。

実は天気も大きな要素です。

ダナン市内が35℃の日でも、山の上はかなり涼しいことがあります。

そして天気が変わりやすい。

晴れていたと思ったら霧。

霧が晴れたと思ったら青空。

また数十分後には霧。

同じ場所なのに景色が何度も変わります。

だから写真も毎回違います。

だから印象も毎回違います。

現実と非現実の境界が少し曖昧になる感覚。

それがバーナーヒルズにはあります。

そして、その不思議な感覚が次第に心地良くなってきます。

実際のチケット予約や所要時間、効率的な回り方については、以下のガイド記事で詳しくまとめています。

あわせて読みたい
バーナーヒルズの所要時間と回り方完全ガイド|混雑を避けるおすすめルート・時間帯・1日モデルコースま... バーナーヒルズは、ダナン旅行の中でも「思ったより広い」「どこから回ればいいのか分かりにくい」と感じやすいスポットです。 ゴールデンブリッジ、フレンチビレッジ、庭園、仏塔、ルナキャッスル、ファンタジーパークなど見どころが多く、なんとなく歩き始めると、移動だけで体力も時間も削られやすい場所でもあります。 特に気になりやすいのが、「何時間あれば足りるのか」「朝と昼でどれくらい混むのか」「どのゴンドラに乗って、どの順番で回れば失敗しにくいのか」という実務的な部分です。

実は誰もゴールを知らない説

バーナーヒルズにはもう一つ面白い特徴があります。

それは、いつ完成するのか誰も分からないことです。

普通の観光地は完成があります。

新しいテーマパークができる。

オープンする。

運営が始まる。

そして少しずつ改善されていく。

だいたいそんな流れです。

しかしバーナーヒルズは少し違います。

完成したと思ったら何か増えています。

久しぶりに行くと何か増えています。

また数年後に行くと、やっぱり何か増えています。

初めて訪れた頃は、ゴールデンブリッジが話題でした。

その後も新しいレストラン。

新しいイベント。

新しい建物。

新しいショー。

気が付くと景色が少し変わっています。

普通の観光地なら「完成しました」で終わりです。

しかしバーナーヒルズは、完成してから本番が始まるような場所です。

もしかすると運営側にも明確なゴールはないのかもしれません。

山の上にフランス村を作った時点で、だいぶ自由です。

「次は何を作ろうか」

という発想の方が強そうです。

以前、久しぶりに訪れた時に思いました。

「次に来たら空港でもできているのでは」

と。

さすがにそれはありませんでした。

ただ、

「そんなわけないだろ」と言い切れない雰囲気

がバーナーヒルズにはあります。

だからリピーターも意外と多いのかもしれません。

同じ観光地へもう一度行くというより、前回の続きを見に行く感覚。

そんな不思議な魅力があります。

帰国してから思い出す回数が多い

ダナン旅行で印象に残る場所はたくさんあります。

ホイアンの夜景。

ミーケビーチ。

ドラゴンブリッジ。

どれも素晴らしいです。

でも帰国してから写真を見返している時、なぜかバーナーヒルズが何度も出てきます。

しかも思い出す時の感情が少し特殊です。

「綺麗だったな」

というより、

「あれ何だったんだろう」

です。

巨大な手。

フランス村。

山の上。

霧。

遊園地。

寺院。

改めて整理すると本当に情報量が多い。

旅行中は普通に楽しんでいたのに、帰国して冷静になるほど不思議さが増していきます。

そして写真を見ながら少し笑います。

「よく考えたら、あれ全部同じ場所だったな」

と。

旅行には「綺麗だった場所」があります。

そして「なぜか忘れられない場所」もあります。

バーナーヒルズは後者です。

だから何年経っても、ふと写真フォルダを開いた時に目が止まります。

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バーナーヒルズはベトナムらしくない。でも実はすごくベトナムらしい

バーナーヒルズはよく「ベトナムらしくない観光地」と言われます。

確かにそうかもしれません。

フランス風の街並み。

ヨーロッパ風の建築。

どちらかと言えば海外のテーマパークのような雰囲気です。

しかし、何度かベトナムを訪れていると別の見方もできるようになります。

むしろ、

ものすごくベトナムらしい場所なのではないか。

と。

ベトナムという国は勢いがあります。

成長スピードも速い。

決断も速い。

そして時々、規模が大きい。

日本なら何年も議論しそうな話を、気が付くと形にしてしまうことがあります。

巨大なテーマパーク。

巨大なリゾート。

巨大な橋。

巨大なロープウェイ。

そして巨大な手。

そう考えると、バーナーヒルズはベトナムの勢いそのものを形にしたような場所にも見えてきます。

合理性だけで考えると少し説明が難しい。

でも、だからこそ面白い。

だからこそ記憶に残る。

そして、だからこそ多くの旅行者が写真を撮り続けるのかもしれません。

まとめ

バーナーヒルズは世界遺産ではありません。

歴史ある街でもありません。

本物のヨーロッパでもありません。

説明しようとすると少し困る観光地です。

でも、だからこそ忘れられません。

旅行には二種類の場所があります。

「綺麗だった場所」と、

「なぜか忘れられない場所」です。

バーナーヒルズは後者かもしれません。

巨大な手を見て、フランス村を歩き、霧の中を歩いているうちに、気が付けばその世界観に巻き込まれています。

そして帰国後、写真を見返しながら少し笑います。

「やっぱり、あれは不思議な場所だったな」

と。

実際に訪れる予定の方は、所要時間や回り方、効率的なルートについてまとめたガイド記事も参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

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